Planmecaは、矯正歯科ワークフローに他では見られない自由と柔軟性を提供します。Romexisソフトウェアは、矯正歯科治療を行うために必要なデータをすべて収集し、分析と計画ができるツールを数多く提供します。製造機能も同じシステムに統合されているため、デジタル矯正歯科のワークフローはこれまでになく簡単に導入できるようになりました。
准教授
Danube Private University
矯正歯科治療計画の重要な要素とされる、笑顔、歯、骨格、審美的分析を行うためのデータを収集しました。Planmeca Emerald™製品ラインのスキャナーでデジタル印象を撮影すると、口腔内外の写真、パノラマX線画像、側面セファロ撮影などの他の画像データと一緒に、Romexis®ソフトウェアで直接使用できます。次に、Ortho Studio ソフトウェアモジュールで画像とスキャンにアクセスしました。
Ortho Studioソフトウェアモジュールでボルトン分析を行い、歯の空隙を評価しました。分析の結果、歯の叢生を解消するために、患者の下顎犬歯の部分を除去または隣接歯間の除去を考慮する必要があることがわかりました。Romexis® Cephalometric Analysisソフトウェアモジュールの自動化ツールを使用してさらに評価を行いました。この自動化ツールは、わずか数秒でトレースを行うことができます。
アライナー治療は、Ortho Studioソフトウェアモジュールを使って計画しました。まず、ソフトウェアを使ってすべての歯をセグメント化し、目標の位置に仮想的に移動させました。バーチャル治療計画を立てる際に行う詳しい検査には、写真とX線画像を使用しました。
Ortho Studioソフトウェアで一連の遷移モデルが自動的に作成され、3D印刷用にSTL形式でエクスポートされました。アライナーは遷移モデル上で硬い熱可塑性材料から製造され、それぞれのアライナーを2週間患者さんに装着してもらいました。
プランメカのデジタル技術により、日々の臨床ワークフローがよりシンプルで簡単になり、臨床医が自分でアライナー治療全体を計画して完了させることができるようになりました。この矯正治療には、合計で約16ヶ月かかりました。患者さんは自分に自信を持ち、社交的になることができたため、最終的な結果を高く評価してくれました。
「Planmeca Emerald™口腔内スキャナーは、色鮮やかなデジタル印象を撮影すると同時に、患者にとって快適な環境を提供します。デジタル印象を使用すると、正確な矯正分析ができるようになります。Ortho Studioソフトウェアはこれを可能にするだけでなく、患者さんのエンゲージメントから治療計画、治療結果のバーチャルシミュレーションに至るまでのツールを提供します。このソフトウェアは、柔軟性、快適性、互換性など、デジタル化における重要なコンセプトをいくつか兼ね備えています。」
–Ahmed Othman博士、修士